地理U
1_EUの変遷
1.1951年、ECSC(欧州石炭鉄鋼共同体)設立のパリ条約にイタリア、フランス、西ドイツ、ベネルクス三国の6ヵ国が調印した。
2.1957年、ECSC6ヵ国がEEC(欧州経済共同体)とEURATOM(欧州原子力共同体)設立のローマ条約に調印した。
3.1959年、イギリスなどがEECに対抗してEFTA(欧州自由貿易連合)設立のストックホルム条約に調印した。
4.1967年、ECSC、EEC、ECSCの3つを統合したEC(ヨーロッパ共同体)が発足した。
5.1973年、イギリス、デンマーク、アイルランドがECに加盟した。
6.1981年、ギリシャがECに加盟した。
7.1986年、スペイン、ポルトガルがECに加盟した。
8.1993年、市場統合を進めるべくマーストリヒト条約によりEU(ヨーロッパ連合)が発足した。
9.1995年、オーストリア、スウェーデン、フィンランドがEUに加盟した。
10.1997年、全会一致でなくとも共通政策を可能にするアムステルダム条約が調印された。
11.2002年、イギリス、スウェーデン、デンマークを除くEU加盟国でユーロによる通貨統合が実現した。
12.2004年、ハンガリー、ポーランドがEUに加盟した。
2_東南アジア
――ASEAN――
1.ASEANの正式名称は東南アジア諸国連合である。
2.ASEANは1967年、シンガポール,マレーシア,フィリピン,インドネシア,タイの5カ国により結成された。
3.1984年、ブルネイがイギリスより独立すると同時にASEAN加盟。
4.1995年にベトナム、1997年にラオスとミャンマー、1999年にカンボジアがASEANに加盟。
――タイ――
1.タイは東南アジアで唯一植民地になっていない緩衝国である。
2.タイの宗教は上座部仏教である。
3.タイの農業はチャオプラヤ川デルタでの稲作中心である。
――マレーシア――
1.マレーシアはかつてイギリスの植民地であった。
2.マレーシアでは経済的に少数派の華人が優位であったが、現在政府はマレー人を優遇するブミプトラ政策をとっている。
3.マレーシアの農業は、近年天然ゴムから油やしへ移行している。
4.マレーシアの工業は1960年代は輸出代替型、1970年代は輸出指向型であった。
5.1982年から政府は日本や韓国をモデルとしたルックイースト政策を開始した。
――シンガポール――
1.シンガポールは1965年、マレーシアから分離独立した。
2.国民の4分の3が中国系で、世界有数の中継貿易国である。
3.近年工業化がめざましく、工業団地であるジュロン地区が有名。
4.主な言語はマレー語、英語、中国語である。
――インドネシア――
1,インドネシアはかつてオランダの植民地であった。
2.エステートと呼ばれる大農園でプランテーション農業を営んでいる。
3.緑の革命により、コメの3期作が可能。
4.石油が豊富で、国内最大の油田はミナス油田である。
5.人口の3分の2がジャワ島に集中。
6.イリアンジャヤ州など各地で独立運動が展開。
5.2002年にインドネシアより東ティモールが独立。
6.宗教としてはイスラム教であるが、バリ島はヒンズー教が多い。
――フィリピン――
1.緑の革命によるプランテーション農業でさとうきびやバナナなどが栽培。
2.フィリピンの公用語は英語とタガログ語である。
3.宗教はキリスト教のカトリックである。
4.アメリカの植民地だったが、その前はスペインであった。
5.南部でモロ族のイスラム教徒と対立。
――ベトナム――
1.ベトナムはかつてフランスの植民地であった。
2.1949年南北に分断したのちインドシナ戦争とベトナム戦争を経て76年に統一。
3.トンキンデルタ、メコンデルタで稲作がさかん。
4.1986年中国を手本として市場経済導入などのドイモイ政策を実施。
3_オセアニア
――オーストラリア――
1.オーストラリア大陸とタスマニア島の海峡はバス海峡である。 また、オーストラリア大陸とニューギニア島の海峡はトレス海峡である。
2.動物地理区分の境界線をウォーレス線といい、マカッサル海峡とロンボク海峡を通過する。
3.19世紀後半のゴールドラッシュによって砂漠中に出現した金鉱都市はカルグーリである。
4.オーストラリア北西部の鉄鉱石産地はピルバラ地区である。 ここではマウントホエールバックやマウントトムプライスなどの鉱山があり、 積出港のポートヘッドやダンピアから日本に向けて輸出される。
5.マーレー川下流域に広がるマーレーダーリング盆地では企業的穀物農業が発達していて、 「冬小麦→牧草→羊の放牧」といった輪作が見られる。
6.オーストラリアは石炭の産出が多く、特にクインズランド州のモウラ炭田や、 ニューサウスウェールズ州のニューカッスル炭田が有名である。
4_全分野混合 1.貿易風は中緯度高圧帯から赤道低圧帯に向かって吹く。
2.褐色森林土は温帯の土壌に多く分布する。
3.フランスには、ブルターニュ半島でケルト系のブルトン語、 アルザス地方ではドイツ語、 近年増加した北アフリカからの移民のようにアラビア語を話す国民が移住している。
4.フランスから独立してフランス語を公用語としている国はアフリカに多い。
5.旧ポルトガルの主な植民地は、南アメリカのブラジル、アフリカのアンゴラやモザンビーク、 東南アジアの東ティモールなどである。
6.アンデス山脈やメキシコ高原が原産地の食材は、トマト、青唐辛子、とうもろこしなどがある。
7.ブドウは中央アジアが原産地である。
8.カンポセラードで大規模に栽培されているのは大豆である。
9.近年ブラジルでは、キャッサバを加工したタピオカが食品、飼料として利用されるようになった。
10.氷雪気候とは、最暖月の平均気温が0℃未満のものをいう。
11.一国内で人口規模が最大の都市をプライメートシティ、または首位都市という。
12.都心近くの古い住宅地が高級住宅地区に再生される現象をジェントリフィケーションという。
13.インナーシティとは、大都市の都市部を取り巻く旧市街地区を指す。
14.カイバー峠はパキスタンとアフガニスタンの国境である。
15.アムダリア川周辺では、カラクーム運河による灌漑事業が進められた。
16.カンヌ、ニース、マイアミなどは保養都市と呼ばれる。
17.ヴォルフスブルク、シュツットガルト、ミュンヘンは自動車工業地域である。
18.ダンケルク、メス、エッセンでは鉄工業がさかんである。
19.メス、エッセンは原料指向型、ダンケルクは臨海指向型の都市である。
20.ナント、トゥールーズ、ブレーメンは航空機工業が立地する都市である。
21.ボルティモアの郊外のスパローズポイントは輸入鉄鉱石を利用した臨海指向型の鉄工業が立地している。
22.インドの準公用語は英語である。
23.ニュージーランドで、乳牛は北島で、羊は南島で飼育されている。
24.ラブラドル高原には鉄鉱石が多く埋蔵されている。
25.熱帯気候区は、最寒月平均気温が18℃以上の所をいう。
26.温帯気候区は、最寒月平均気温が−3℃以上18℃未満の所をいう。
27.冷帯気候区は、最寒月平均気温が−3℃未満の所をいう。
28.寒帯気候区は、最暖月平均気温が10℃未満の所をいう。
29.温暖湿潤気候は最暖月平均気温が22℃以上の所をいう。
30.西岸海洋性気候は最暖月平均気温が22℃未満で月平均気温が10℃以上の月が4ヶ月以上の所をいう。
31.次の土地利用や国名を答えよ(1994年)
国名 耕地 牧場 森林 (日本) 11.7% 1.7% 66.2% (中国) 10.0% 41.7% 13.6% (イギリス) 24.5% 45.3% 10.2% (ドイツ) 33.7% 14.8% 30.0% (フランス) 35.3% 19.3% 27.2% (アメリカ) 20.1% 25.5% 31.6% (アルゼンチン) 9.8% 51.1% 18.3% (ブラジル) 6.0% 21.7% 57.3% (オーストラリア) 6.1% 53.7% 18.8%
32.次の食糧自給率や国名を答えよ(2000年)
国名 穀 類 野 菜 肉 類 (日本) 28% 82% 53% (フランス) 191% 89% 101% (ドイツ) 126% 37% 91% (イタリア) 84% 128% 79% (オランダ) 29% 236% 205% (イギリス) 112% 54% 77% (アメリカ) 133% 98% 109% (カナダ) 164% 59% 126% (オーストラリア) 280% 98% 170%
33.次の鉄道輸送量から国名を答えよ(1999年)
国名 営業キロ(百q) 旅客(百万人s) 貨物(百万ds) (インド ) 628 430666 305201 (中国 ) 587 413593 1283840 (日本 ) 202 418281 22676 (ロシア ) 870 167100 1373000 (アメリカ ) 2307 8970 2144131
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