地理T

1_交通・通信の発達と世界の結合

1.航空交通の長所は、とにかく高速であることである。

2.航空交通の短所は天気に左右されることである。

3.航空路線が放射状に世界の各地にのびている空港をハブ空港という。

4.アメリカにある大陸横断鉄道はユニオンパシフィック鉄道である。

5.ロシアにある大陸横断鉄道はシベリア鉄道とバム鉄道とがある。

6.ドイツの高速道路はアウトバーンアメリカフリーウェイフランスオートルートイタリアアウトストラーダイギリスモーターウェイである。

7.自動車交通の問題点は、大気汚染、交通事故、そう音などがある。

8.自動車の普及にともなう変化はモータリゼーションと呼ばれる

9.高速鉄道は各国に広まっている。日本新幹線フランスTGVドイツICEなど。

10.海上交通について、タンカーは原油バルクキャリアは石炭、鉄鉱石をそれぞれ輸送。コンテナはトラック輸送との連絡がよい。

11.複数の国にまたがって流れる河川を国際河川という。

12.ヨーロッパの代表的な国際河川でアルプスを水源とするのはライン川、ドイツ南部を水源とするのはドナウ川である。

13.地中海と紅海を結ぶスエズ運河は水平式運河である。

14.太平洋とカリブ海を結ぶパナマ運河は閘門式運河である。

15.オンタリオ湖とモントリオール湖を結ぶ水路はセントローレンス水路である。



2_現代の国家群

1.国家の3要素は領土、国民主権である。

2.山脈、河川、湖沼など自然の障壁を利用した国境を自然的国境という。

3.経緯線など、2点を直線に結んだ国境を数理的国境という。

4.次の二カ国の国境となっている河川、山脈は何か。

a.アメリカ=カナダセントローレンス)川
b.フランス=ドイツライン)川
c.アメリカ=メキシコリオグランデ)川
d.アルゼンチン=ウルグアイラプラタ)川
e.ルーマニア=ブルガリアドナウ)川
f.ドイツ=ポーランドオーデル)川
g.タイ=ラオスメコン)川
h.スイス=フランスレマン)湖
i.ザイール=タンザニアタンガニーカ)湖
j.ボリビア=ペルーチチカカ)湖
k.スペイン=フランスピレネー)山脈
l.チリ=アルゼンチンアンデス)山脈

5.インドとパキスタンがその帰属を巡って争う場所はカシミール地方である。

6.1982年にイギリスとアルゼンチンがその領有を巡って紛争した地域はフォークランド諸島である。

7.中国、台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイが領有権を巡るその地域は南沙群島である。

8.国境線の引き方でイラン・イラク戦争の一因となった川はシャトルアラブ川である。



3_球面上の世界と地図

1.現存する最古の世界地図は紀元前700年ころのバビロニアの地図である。

2.アレクサンドリア〜シエネ間の距離から地球の大きさを測った人物はエラトステネスである。

3.2世紀ごろ、経緯線入りの世界地図を作った人物はプトレマイオスである。

4.聖地エルサレムが中心のキリスト教に基づいた地図はTOマップである。

5.1492年に現存する最古の地球儀を作った人物はマルチン=ベハイムである。

6.「三大陸周遊記」を著した人物はイブン=バツータである。

7.1498年に喜望峰を回ってインド航路を開いた人はバスコ=ダ=ガマである。

8.「コスモス」を著し、自然地理学の祖と呼ばれる人物はフンボルトである。

9.「一般比較地理学」を著し、人文地理学の祖と呼ばれる人物はカール=リッターである。

10.1569年に航海に適した正角図法による世界地図を作製した人物はメルカトルである。

11.「人類地理学」を著し、環境決定論を唱えた人物はラッツェルである。

12.「人文地理学原理」を著し、環境可能論を唱えた人物はブラーシュである。

13.最古の日本全図を作製した人物は 行基 である。

14.オーストラリアに最初に到達した人物はクックである。

15.世界で最初の海図を作製した人物はポルトラノである。

16.前1世紀に世界初の地誌書物「地理誌」を著した人物はストラボンである。

17.南北回帰線は緯度2327分である。

18.北極・南極圏は緯度6633分以上のところである。

19.日本の標準時は兵庫県明石市の東経135度である。

20.ニューヨークは西経75度である。このとき日本との時差は14時間である。

21.日本地図を発行しているのは建設省の国土地理院という機関である。

22.緯線は等間隔で平行線、経線は中央経線を除き正弦曲線をなす正積図法はサンソン図法である。

23.緯線は高緯度で間隔が狭くなる平行線、経線は中央経線を除き楕円曲線をなす正積図法はモルワイデ図法である。

24.低緯度地方をサンソン図法で表し、高緯度地方をモルワイデ図法を用いた図法はグード図法である。

25.極の長さを赤道の半分にして高緯度地方のひずみを少なくした正積図法はエケルト図法である。

26.緯線は同心円、経線は中央経線を除き曲線をなし経緯線間隔は実際の距離の比に基づいて描かれる正積図法はボンヌ図法である。

27.正軸投影の場合に経線は放射直線、緯線は同心円となる正積方位図法はランベルト正積方位図法である。

28.日本の地形図作製で1960年以前に使用されていた図法は多面体図法であった。

29.日本の地形図作製で1960年以降に使用されている図法はユニバーサル横メルカトル図法である。

30.水準測量の基準面となっているのは東京湾の平均海面である。

31.日本の三角測量の基準は旧東京天文台に置かれている。

32.経線と常に同じ角度を保ちながら進む航路を等角航路という。

33.地球上の2点間の最短距離を大圏航路という。

34.ロンドンの旧グリニッジ天文台を通る経線は世界標準時となっている。

35.人工衛星を使って地上を遠隔探査することをリモートセンシングという。



4_世界の地形環境

1.地形を作る力を営力といい、地殻運動や火山活動などは内的営力という。

2.造山運動が現在も続いている造山帯を新期造山帯という。

3.2億年以上前に活動を終えた造山帯を古期造山帯という。

4.先カンブリア時代に造山運動をうけた地域を安定陸塊という。

5.次の山脈や高原は新期造山帯、古期造山帯、安定陸塊のどれか。

a.パミール高原   (新期
b.ヒマラヤ山脈   (新期
c.アンデス山脈   (新期
d.アパラチア山脈  (古期
e.ニュージーランド (新期
f.ロッキー山脈   (新期
g.ウラル山脈    (古期
h.デカン高原    (安定
i.アルプス山脈   (新期
j.ブラジル高原   (安定


6.構造平野では、メサ、ビュート、そしてケスタ地形が見られる。

7.洪水によって運搬された堆積物からなる平野を沖積平野という。

8.氾濫原で堆積物によって河道沿いに形成された微高地を自然堤防という。

9.自然堤防の後ろに形成される低湿地を後背湿地という。

10.黄河のような、河床が周辺の平野面よりも高いところを流れる河川を天井川という。

11.ナイル川、岩木川のように形が半球状の三角州を円弧状三角州という。

12.ミシシッピ川、太田川のように鳥の足のような形をした三角州を鳥趾状三角州という。

13.沖積平野面より高い位置にある扇状地を開析扇状地という。

14.淡水と海水が混合している湖を汽水湖という。

15.氷河や砂漠の堆積物が堆積された土をレスという。

16.氷河が刻んだ字谷に海水が進入してできた地形をフィヨルドという。

17.陸地が沈降した所に海水が進入してできた地形をリアス式海岸という。

18.河口部が沈水してラッパ状に形成された地形を三角江(エスチュアリー)という。

19.石灰岩が溶食されて形成される特殊な地形をカルスト地形という。

20.石灰岩が溶食されて塔の形に残ったものをカレンフェルトという。

21.石灰岩が溶食されてできた凹地をドリーネ、それが拡大された物がウバーレ、さらに拡大された物がポリエである。

22.シルダリア川のように、海に出口を持たない川を内陸河川という。

23.ナイル川のような乾燥地域を流れる川を外来河川という。

24.普段は水無川であるが、降雨の時に水流がおこる川をワジという。



5_世界の気候環境

1.特定の地域における長年の大気の平均状態を気候という。

2.砂漠、極地、高山のような人間が活動できない地域をアネクメーネという。

3.気候を構成する気温、降水量、風などを気候要素という。

4.気温、降水量、風などに影響を与える緯度や高度のことを気候因子という。

5.一日の最高気温と最低気温の差を日較差、年間の差を年較差という。

6.海抜高度が100m増すほどに気温が約0.65℃低下することを気温の逓減率という。

7.ロシアのオイミャコンに代表される、最も気温の低いところを寒極という。

8.大気の循環によって生じ、年中同じ方向に規則正しく吹く風を恒常風という。

9.中緯度高圧帯から赤道低圧帯に向かって吹く風を貿易風という。

10.中緯度高圧帯から高緯度低圧帯に向かって吹く風を偏西風という。

11.緯度30〜50度付近の対流圏と成層圏の境界付近に見られる強い西風をジェット気流という。

12.カリブ海に発生し西インド諸島やメキシコ湾岸を襲う熱帯性低気圧をハリケーンという。

13.アラビア海やベンガル湾に発生し、南アジアを襲う熱帯性低気圧をサイクロンという。

14.山地から吹き下ろす高温で乾燥した風をフェーンという。

15.北アフリカで発生しイタリア半島を襲う高温多湿の風をシロッコという。

16.夏にカラクーム砂漠からウクライナ地方を襲う熱風をスホベイという。

17.冬から春にかけてフランスから地中海方面に向かって吹く、冷たく乾燥した風をミストラルという。

18.旧ユーゴスラビアからアドリア海に向かって吹く冬の寒冷な北東風をボラという。

19.サハラ砂漠からギニア湾に向かって吹く高温で乾燥した風をハルマッタンという。

20.海風と陸風の入れかわる朝夕の無風状態を(なぎ)という。

21.アメリカからカナダにかけて、吹雪を伴う寒冷な北西の風をブリザードという。

22.世界の気候を植物分布と結びつけて区分したドイツの学者はケッペンである。

23.次の気候区分名をアルファベットで表せ。

a.熱帯雨林気候(Af
b.熱帯モンスーン気候(Am
c.サバナ気候(Aw
d.地中海性気候(Cs
e.温暖冬期小雨気候(Cw
f.西岸海洋性気候(Cfb
g.温暖湿潤気候(Cfa
h.亜寒帯冬期小雨気候(Dw
i.亜寒帯湿潤気候(Df
j.砂漠気候(BW
k.ステップ気候(BS
l.ツンドラ気候(ET
m.氷雪気候(EF
n.高山気候(H 

24.次の都市の気候区を言え。

東京     (Cfa
ローマ    (Cs 
シンガポール (Af 
モスクワ   (Df 
マナオス   (Am 
ダカール   (BS 
ホーチミン  (Aw 
ホンコン   (Cw 
ロンドン   (Cfb
ペキン    (Dw
昭和基地   (EF

25.熱帯の多雨地域に分布する、鉄やアルミニウムなどを多く含んだ色の土壌をラトソルという。

26.砂漠気候区の土壌は薄く、蒸発も盛んなため塩性土壌を生じやすい。

27.亜寒帯の夏は永久凍土が溶け、常緑針葉樹のタイガが広がる。

28.亜寒帯は白っぽく酸性のポドゾル性土壌が広がる。

29.ウクライナなどに分布する、黒く肥沃な土壌をチェルノーゼムという。

30.地中海沿岸に分布する、赤橙色の石灰岩が風化した土壌をテラロッサという。

31.ブラジル高原に分布する、コーヒー栽培に適した赤紫色の土壌をテラローシャという。

32.デカン高原に分布する、肥沃で綿花栽培に適した黒い土壌をレグールという。

33.サバナ気候区では草原に低木が点在し、アフリカではそれをサバナブラジル高原ではカンポオリノコ川流域ではリャノという。

34.アメリカ合衆国中部に見られる黒色土壌をプレーリー土という。



6_開発計画・環境問題

1.地下式用水路はサハラ砂漠ではフォガライランではカナートアフガニスタンではカレーズと呼ばれる。

2.ニューディール政策のテネシー川流域開発のために設立された機関はTVAである。

3.フーヴァーダムからカリフォルニア州南部へ水と電力を供給する河川はコロラド川である。

4.ロンドンの過密を解消するため8つのニュータウンを建設した計画を大ロンドン計画という。

5.旧ソ連の地域開発計画を総称して自然改造計画という。

6.中国で社会主義成立後、最初の大規模な治水工事が実施された河川はホワイ川である。

7.黄河の中流域に建設された多目的ダムはサンメンシャダムである。

8.ブラジル高原のカンポを農地に改良する計画をポロセントロ計画という。

9.1902年、ナイル川でイギリス資本によりアスワンダムを建設。さらにエジプトの独立後ナセル大統領によりアスワンハイダムが完成。

10.スーダンの白ナイルと青ナイルの合流点付近で実施されている計画をゲジラ灌漑計画という。

11.支流のパラナ川に世界最大級のイタイプダムを建設する計画をラプラタ川流域開発計画という。

12.イタリアのアウトストラーダや、南部に工場都市(タラント)を建設する計画をバノーニ計画という。

13.半導体産業で洗浄に使われる有機溶剤など、先端産業の新しい産業廃棄物による汚染のことをハイテク汚染という。

14.砂漠化の人為的要因は焼畑、薪炭材の伐採、過放牧である。

15.1992年にリオデジャネイロで催された会議は地球サミットである。

16.水鳥の生育する湿地を保護するため1971年に採択された条約はラムサール条約である。

17.オランダに本部を置く反核運動団体をグリーンピースという。

18.環境保全のため土地や建物などを買い取り、保存管理する国民環境基金運動をナショナル=トラストという。

19.1989年に締結された有害廃棄物の国境を越えた移動を規制する条約をバーゼル条約という。

20.原発の事故で有名なのは旧ソ連のチェルノブイリ、アメリカのスリーマイル島である。

21.森林を伐採した後に植林して、その木が育つまで農業を営む複合経営をアグロフォレストリーという。



7_人種・民族と国家

1.三大人種は黄色のモンゴロイド、白色のコーカソイド、そして黒色のネグロイドの3つである。

2.欧州に多い人種は主にコーカソイドだが、ハンガリーやフィンランドにすむ人たちはモンゴロイドである。

3.メキシコやコロンビアで多い、インディオと白人の混血人種をメスチソという。

4.ドミニカ共和国で一番多い、白人と黒人の混血人種をムラートという。

5.黒人とインディオの混血人種をサンボという。

6.ハンガリーに住むアジア系民族はマジャール人である。

7.ラテンアメリカや南ヨーロッパを中心に広く信仰されているキリスト教の宗派はカトリックである。

8.北西ヨーロッパやアングロアメリカを中心に広く信仰されているキリスト教の宗派はプロテスタントである。

9.旧ソ連やルーマニアなどで広く信仰されているキリスト教の宗派は東方正教会である。

10.東方正教会が多いスラブ民族の国で、カトリックが中心である国はポーランドである。

11.スコットランド、アイルランドに居住する先住民族はケルト人である。

12.アメリカ合衆国で、メキシコやプエルトリコなどスペイン語系からの移住者をヒスパニックという。

13.ラテンアメリカで生まれた白人の子孫をクリオーリョという。

14.スイスの公用語はイタリア語、フランス語、ドイツ語である。また代表的な地方語はロマンシュ語である。

15.ベルギー南部で使用されているフランス語系の言語はワロン語である。 また北部で用いられているオランダ系の言語をフラマン語という。

16.カナダの公用語は語とフランス語である。

17.ブラジルの公用語はポルトガル語である。

18.ナイジェリアで部族対立から生じた内戦をビアフラ戦争という。

19.オーストラリアで実施されていた人種差別政策を白豪主義という。現在は多文化主義をとっている。

20.カナダのフランス系住民は、イギリス系住民中心の政策をとる連邦政府に反対してケベック独立運動を行っている。

21.スリランカの人口の約半分を占め、シンハリ人と対立している民族はタミル人である。

22.パレスチナにユダヤ人の国家を建設しようとする運動をシオニズム運動という。

23.イラン,イラク,トルコなどに住む遊牧民で、自治権を要求している民族はクルド人である。

24.スペインとフランスの国境付近に住み独立運動を展開している民族はバスク人である。

25.言語の相違による不便を解消するために1887年に発表された言語はエスペラント語である。



8_世界の人口問題

1.人間の居住限界には、穀物栽培の寒冷による耕作限界の限界、穀物栽培の乾燥による耕作限界の乾燥限界、高山の高度による低気温の高度限界などがある。

2.多産多死→死→死と人口動態が変化することを人口転換という。

3.人口が一番多い地域はアジアであり、世界の約60%を占めている。

4.ヨーロッパ、オセアニア、ラテンアメリカのうち人口増加の高い地域はラテンアメリカである。

5.中国の福建省や広東省などから東南アジア諸国に移住し活躍する人々を華僑という。

6.日本人の海外移住は農業移民がほとんどで、主な移住先はブラジルハワイであった。

7.農閑期を利用して日本海側から太平洋側の酒造地に出かけた酒造職人を杜氏という。

8.都市に出た人々が再び郷里に戻り住む現象をUターン現象という。

9.都市に出た人々が故郷の近くの地方都市に定住する現象をJターン現象という。

10.インドから東南アジア諸国に移住し活躍する人々を印橋という。

11.ヨーロッパのように少産少死から人口減少を示すと人口構成はつぼ型のピラミッドになる。

12.大都市などで見られる、生産年齢人口が多い人口構成は型のピラミッドになる。

13.農村で生産年齢人口の少ない人口構成はひょうたん型のピラミッドになる。

14.「人口の原理論」を著し人口は等比級数的に、食料は等差級数的に増えると言った人物はマルサスである。

15.農村から都市に人口が過度に集中するとスラムと呼ばれる劣悪な居住地域が形成されることがある。

16.住む家が無く路上で生活し物売りをする子供達をストリートチルドレンという。

17.ある一定地域における人口の扶養能力を人口支持力という。

18.1974年、ルーマニアのブカレストで開かれた人口の国際会議を世界人口会議という。

19.人口増加に対してインドがすすめている抑制策を家族計画という。

20.日本の都市人口率は約80%である。

21.ドイツにおける、トルコ人中心の外国人労働者のことをガストアルバイターという。



9_農業地域の形成と変容

1.1826年、「孤立国」を著し農業立地論の基礎を作ったドイツの農業経済学者はチューネンである。

2.家畜や作物の組み合わせ、商品化の程度から世界の農業地域を13区分したアメリカの地理学者はホイットルセーである。

3.原野を焼き、草木の灰を肥料として営む農業は焼畑農業である。

4.プランテーション農業のように特定の作物だけを栽培する農業をという。

5.南半球から北半球の国々へ肉類の輸出を可能にしたものは冷凍船の存在である。

6.カナダで、栽培期間を短縮し寒冷地を克服した小麦の品種をガーネット種という。

7.スペインを原産としオーストラリアで牧畜されている毛用種の羊をメリノ種という。

8.長距離・長期間の輸送の時、鮮度を保つためにとられている流通機関をコールドチェーンという。

9.中国で見られた農業、行政、教育、軍事などを一本化した生産単位を人民公社という。

10.中国で1978年から導入されている個別請負耕作制度を責任生産制という。

11.中国の黄河流域で栽培されている主な穀物は小麦こうりゃんである。

12.タイ中部を流れ世界有数の米作地域になっている河川はチャオプラヤ川である。

13.プランテーションの呼び名は各地域で異なり、東南アジアではエステートアルゼンチンではエスタンシアブラジルではファゼンダと呼ばれる。

14.米の生産量第1位の国は中国輸出量第1位の国はタイである。

15.インドでレグール土を利用して栽培されている作物は綿花である。

16.インドで稲作は主にガンジス川流域や海岸線沿いで、小麦栽培は主にパンジャブ地方で行われている。
また綿花はインダス川流域やデカン高原で、茶はアッサム地方で多く栽培されている。

17.タイ、ベトナム、バングラディシュなど低湿地帯で栽培されている稲は浮き稲である。

18.人口増加による食糧問題の解決策として作物の品種改良が研究された。これを緑の革命という。

19.フィリピンの国際稲作研究所で品種改良された「IR8」をミラクルライスという。

20.遊牧民が使用する移動式テントをモンゴルではゲル、中国ではパオ、中央アジアではユルト、タイガ・ツンドラでは夏はツピック冬はイグルーと呼ばれる。

21.ケニア高原やケニア山周辺の白人入植地をホワイトハイランドという。

22.かつて黄金海岸と呼ばれたカカオの生産が盛んだった国はガーナである。

23.かつて象牙海岸と呼ばれたコーヒーやバナナの生産が盛んだった国はコートジボアールである。

24.かつて奴隷海岸と呼ばれた綿花や落花生の栽培が盛んだった国はナイジェリアである。

25.熱帯地域で、2mくらいの木の棒で穴を開けて播種する農法をハック耕という。

26.乾燥地域で、地下水や外来河川を利用して作物を栽培する農業をオアシス農業という。

27.草と水を求めて家畜とともに移動する粗放的な牧畜を遊牧という。

28.地力保持のため、耕地を夏作物、冬作物、休閑地に3区分し毎年交代する農業を三圃式農業という。

29.15〜16世紀と18〜19世紀のヨーロッパで行われた、農地を垣や柵で囲い私有農地とした運動を囲い込み運動という。

30.イギリス北部の冷涼湿潤地域で見られる泥炭質の荒地をヒースランドという。

31.北海・バルト海沿岸で見られる氷河堆積物などの砂礫層からなる荒地をハイデという。

32.オランダの都市でチューリップなど花卉栽培が有名な都市はハーレムである。

33.アルプス地方にみられ、家畜を垂直移動させながら行う牧畜形態を移牧という。

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